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■ 時 代 の 変 化         社 会 防 衛 か ら ノ ー マ ラ イ ゼ

ー シ ョ ン へ
WHO の精神的健康の定義:単に病気や障害がない、ということではなく、自分の能力を理解し、
生活上のストレスに対処でき、 生産的に仕事をし、 社会に貢献することができる、 ということ。

< 精 神 障 害 者 の 地 域 支 援 の 在 り 方 に 関 す る 検 討 会

> … 入 院 ( 差 別 ・ 隔 離 ) か ら 地 域 ( プ ラ イ マ リ ー

ケ ア ・ 市 町 村 中 心 ) へ 、 重 層 的 な 相 談 支 援 、 エ ン

パ ワ ー メ ン ト ( 自 立 支 援 ) 、 ケ ア ー マ ネ ジ メ ン ト

■ 精 神 医 療 の 変 化     疾 病 概 念 の 変 化   診 断 基 準

の 変 化 ( 原 因 で な く て 症 状 )

                                      タ ブ ー

か ら コ モ ン ・ メ ン タ ル ・ デ ィ ス オ ー ダ ー へ

                                  早 発 性 痴 呆

か ら 統 合 失 調 症 へ

                                躁 鬱 病 か ら 気

分 障 害 へ

                            精 神 病 治 療 薬 の 変

化 ・ 治 癒 率 の 向 上

                      精 神 科 の 領 域 の 拡 大 ・ メ

ン タ ル ヘ ル ス へ の 貢 献

■ 精 神 病 の 治 療 か ら 精 神 障 害 者 の ケ ア マ ネ ー ジ メ
ン ト へ

                                        患 者

で な く て 当 事 者 、 ユ ー ザ ー

                                    リ ス ク ・

ベ ネ フ ィ ッ ト の コ ス ト 意 識 重 視

                                当 事 者 の

Q.O.L ( 生 活 の 質 ) 重 視 、 自 立 援 助 、 ニ ー ズ の 把 握

                            ア セ ス メ ン ト ⇒ 計

画 ⇒ 介 入 ⇒ モ ニ タ リ ン グ ⇒ 評 価

                        エ ビ デ ン ス 重 視 ・ 診 断

基 準 と ガ イ ド ラ イ ン ・ イ ン フ ォ ー ム ド コ ン セ ン ト

                      多 職 種 ス タ ッ フ に よ る チ

ー ム 医 療

                  ACT ・ 訪 問 医 療 ・ 援 護 寮 ・ 福

祉 ホ ー ム ・ 地 域 生 活 支 援 セ ン タ ー

              早 期 発 見 ・ 早 期 治 療 、 教 育 ・ 訓 練

            再 発 予 防 ・ 発 症 予 防 、 ス ト レ ス ・ マ

ネ ー ジ メ ン ト 、 症 状 へ の コ ー ピ ン グ

               

■ コ ミ ュ ニ テ ィ ケ ア 実 践 上 の 問 題 点
夏 目 漱 石 … 智 に 働 け ば 角 が 立 つ、 情 に 棹 さ せ ば 流 さ れ る、 意 地 を 通 せ ば 窮 屈 だ。 兎 角 に 人 の 世 は 住
み に く い。
呉 秀 三 … 我 邦 十 何 万、 精 神 障 害 者 ハ 実 ニ 此 病 ヲ 受 ケ タ ル ノ 不 幸 ノ 他 ニ、 我 邦 ニ 生 レ タ ル ノ 不 幸 ヲ 重
ス ル ト 言 フ ベ シ。
○ 精 神 病 者 へ の 差 別 ・ 偏 見 … 無 能 ・ 低 脳 、 の ろ ま 、

ひ ね く れ 、 怠 け ・ 甘 え 、 何 を す る か 分 か ら な い 。

○ 患 者 の 特 性 … 湯 浅 : 生 活 の 仕 方 の ま ず さ 。 付 合

い 下 手 。 就 労 能 力 不 足 、 経 過 の 不 安 定 性 。 生 き が

  ( 生 活 障 害 )     い の 乏 し さ 、 障 害 受 容 の 困 難 、

再 発 し や す さ 。 江 熊 : け ち 、 メ ン ツ ・ プ ラ イ ド 、

              融 通 利 か な い 、 高 望 み 、 生 活 目 標

変 え な い 、 些 細 な 事 と 大 事 な 事 の 区 別 が つ か な い 、

              願 望 を ( 段 階 を 飛 び 越 え て ) 実 現

し よ う と す る 。

○ 長 期 入 院 後 退 院 患 者 ( ホ ス ピ タ リ ズ ム ) … 頻 回

再 発 、 暴 力 や 犯 罪 、 ホ ー ム レ ス 、 治 療 拒 否

○ 基 本 的 人 権 vs 近 所 迷 惑 … 保 安 処 分 な し 、 地 域 の

人 の 人 権 意 識 希 薄 、 行 政 の 怠 慢 、 警 察 の 手 抜 き 、

                          宗 教 的 基 盤 の な い 福

祉 、 救 急 体 制 の 不 備 。

○ 最 終 的 責 任 者 の 不 在 ⇒ 各 セ ク シ ョ ン の 非 協 力 ⇒

ネ ッ ト ワ ー ク に な ら な い 。 法 律 の 不 備 。

                      市 町 村 が 中 心 と 言 う け れ

ど … 家 族 か 市 長 か ?   医 師 か 警 察 か ?   本 人 か ?

○ ア メ リ カ の 実 態 ! 、 日 本 の 後 見 人 制 度 ・ 介 護 保

険 の 実 態 !

   
■ 私 の 考 え

    ○ 正 常 ? 異 常 ? … 絶 対 的 な 区 別 は 出 来 な い ?

虫 歯 は ?   戦 争 は ?

○ 精 神 病 ? … 脳 病 と 言 わ れ て 100 年 。 未 だ に 原

因 不 明   と 言 う 事 は … ?

○ 精 神 障 害 ? … ホ ン ト に 身 体 障 害 と 同 じ 扱 い

で い い の ?

○ 地 域 で の 精 神 科 医 師 の 仕 事 は ?

    ○ 差 別 ・ 偏 見 は 治 せ る の ?

○ キ ー パ ー ソ ン は い る の ?

■ 私 の 戦 略 : 患 者 を 選 ん で ( 私 の 能 力 の 範 囲 内 で 、

服 薬 可 能 、 入 院 承 知 の 人 ) 、 チ ー ム を 組 ん で 、

            患 者 ・ 家 族 に も 入 っ て も ら っ て 、 オ

プ テ ィ ミ ス テ ィ ッ ク に 。 バ ー ン ア ウ ト に 用 心 。

■ 世 界 市 民 と し て

障 害 の 正 し い 理 解 、 差 別 ・ 偏 見 意 識 の 克 服

人 権 の 尊 重 、 違 い を 認 め 合 う 。 誰 で も 得 手 ・ 不

得 手 が あ る 、 と い う 自 覚 。

順 法 精 神 ・ 公 共 精 神

社 会 ル ー ル の 構 築 ・ 行 政 の 監 視

NPO で ケ ア の 一 端 を 担 う

家 族 と し て 、 保 護 者 と し て 、 日 本 人 と し て の 義
務 を 果 た す 。

○ 障 害 者 基 本 法 ・ ・ ・ す べ て の 障 害 者 は 社 会 を 構

成 す る 一 員 と し て 社 会 、 経 済 文 化 そ の 他 あ ら ゆ る

活 動 に 参 加 す る 機 会 を 与 え ら れ る も の と す る 。 国

民 は 、 社 会 連 帯 の 理 念 に 基 づ き 、 障 害 者 の 人 権 が

尊 重 さ れ 、 障 害 者 が 差 別 さ れ る こ と な く 、 社 会 、

経 済 、 文 化 そ の 他 あ ら ゆ る 分 野 の 活 動 に 参 加 す る

こ と が 出 来 る 社 会 の 実 現 に 寄 与 す る よ う 努 め な け

れ ば な ら な い ( 旧 六 条 1 項   障 害 者 は そ の 有 す る

能 力 を 活 用 す る こ と に よ り 、 進 ん で 社 会 経 済 活 動

に 参 加 す る よ う 努 め な け れ ば な ら な い ) 。

○ 精 神 保 健 福 祉 法 … 国 民 は 精 神 的 健 康 の 保 持 お よ

び 増 進 に 努 め る と と も に 、 精 神 障 害 者 等 に 対 す る

理 解 を 深 め 、 精 神 障 害 者 等 が そ の 障 害 を 克 服 し て

社 会 復 帰 を し 、 自 立 と 社 会 活 動 へ の 参 加 を し よ う

と す る 努 力 に 対 し 、 協 力 す る よ う に 努 め な け れ ば

な ら な い 。
                          DSM - Ⅳ の 統 合 失 調 症

sc hi z o p h re nia の 診 断 基 準

① 妄 想 ② 幻 覚 ③ 解 体 し た 会 話 ④ 解 体 し た / 緊 張 病

性 の 行 動 ⑤ 陰 性 症 状 、 の う ち 2 つ 以 上 の 症 状 が 1

か 月 間 殆 ど い つ も 存 在 し 、 障 害 の た め に 社 会 生 活

水 準 が 低 下 し 、 そ の 障 害 の 持 続 的 な 徴 候 が 6 ヶ 月

間 以 上 存 在 す る 。

                          DSM - Ⅳ の う つ 病

d e p re s sio n の 診 断 基 準

1 抑 う つ 気 分 、 ② 興 味 の 減 退 、 ③ 睡 眠 障 害 、 ④ 自

責 の 念 、 ⑤ エ ネ ル ギ ー 減 退 、 ⑥ 注 意 集 中 困 難 、

⑦ 食 欲 不 振 、 ⑧ 精 神 運 動 減 退 、 ⑨ 自 殺 念 慮 、 の う

ち 5 つ ( た だ し ① 、 ② の い づ れ か 1 つ は 必 須 ) が

存 在 し 、 社 会 機 能 が 不 充 分 と な る 期 間 が 2 週 間 以

上 。

        統 合 失 調 症 の 急 性 期 エ ピ ソ ー ド と 急 性 期

終 了 後 早 期 の マ ネ ー ジ メ ン ト ( NICE )

                                  ○ 急 性 期
治療原則 オプティミズムと共感的なアプローチ
包括的なアセスメント
常に確かに信頼されるように

サービス利用者や介護者と一緒に考える
分かりやすく情報を提供する 文書で示す
明瞭な言語を使う 文化的背景への配慮が大切
治療開始前にインフォームドコンセント
介護コーディネーターや他の個人記録や
家庭医の記録
アドバンスディレクティブを参照
多職種的なアプローチを含んだ分かりやすいケ 臨床的な、情緒的な、社会的なニ
アプランの提供 ーズの検討
社会的な、集団の、身体的な(治療的)活動の提供
患 者 と 一 患者が選べないときはアドバンスディレクテ アドバンスディレクティブがない
緒 に 話 し ィブを参照 時は非定型薬にする
合 っ て 薬 初回エピソードの場合は非定型薬 BNF で定められた標準使用量の最
を決める 低量を使う
定型薬を使用する場合は ・抗精神病薬の大量療法は禁止

・ ク ロ ー ル フ ゚ ロ マ シ ゙ ン 換算で ・ 抗精神病薬の併用は ス イ ッ チ 時

300 - 1000 mg を 6 週 間 以 上 使 以 外 禁

用 す る   止

・ 最 小 有 効 量 を 使 用 す


定期的に 臨床効果 効果不充分なら他の非定型薬使用
副作用 ・錐体外路症状
も し 副 作 用 が 軽 け 定型薬で我慢出来ない
経 過
れば 副作用が出たら
・ 体 重 増 加
観 察
・ 性 機 能 障 害

・ 眠 気

・ 眼 の 障 害
薬は変えない 非定型を考える

行動の障害が顕著な時は 急速鎮静化アルゴリズムへ
                             

                          ○ 急 性 期 終 了 早 期
社 会 サービス利用者へのフォーカス ・時期を見てケース記録を開示する
復 帰
へ 向
・ 患 者 と 病 気 の 体
け て
の 計
験 を 話 し 合 う

介 護 者 と 彼 ら の

体 験 を 話 し 合 う
全てのニーズのアセスメントを行う 就労の可能性やその機会の検討
心理学的介入 ・家族への介入

・ 認 知 行 動 療 法
服薬指導 継続服薬
ゆっくり減量 中止後も観察

                        イ ン フ ォ ー ム ド コ ン セ

ン ト

診 断 の 結 果 ( 病 名 ・ 病 状 )

実 施 し よ う と し て い る 治 療 法 の 目 的 ・ 方 法 ・ 期 間

そ の 治 療 法 に 付 随 す る 危 険 ( 副 作 用 )

そ の 治 療 法 を 実 施 し た 場 合 の 予 後

そ の 治 療 法 を 実 施 し な か っ た 場 合 の 予 後

代 替 可 能 な 治 療 法

                DALY( 障 害 に よ る 損 失 率 )   1 5 歳
~ 44 歳

1 エ イ ズ   2 う つ 病   3 交 通 事 故   4 結 核   5 ア

ル コ ー ル 関 連   6 自 傷   7 鉄 欠 乏 性 貧 血

8 統 合 失 調 症   9 気 分 障 害   10 暴 力   11 後 天 性 の

難 聴   12 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患   13 虚 血 性 心 疾 患

14 脳 血 管 障 害   15 転 落 事 故   16 出 産 時 の 障 害   17

流 産   18 関 節 炎   19 戦 争   20 パ ニ ッ ク 障 害

                社 会 生 活 適 応 評 価 表

1 生 活 の 仕 方 、 身 辺 の 自 立 、 自 炊 能 力 、 金 銭 管 理 、

生 活 の 質

2 対 人 関 係

3 就 労

4 健 康 管 理

5 ス タ ッ フ の ケ ア 度

6 病 状
■ 統 合 失 調 症 患 者   急 性 期 ( 発 病 後 5 年 以 内 ) と

慢 性 期 ( 発 病 後 5 年 以 上 ) の 比 較     鶴 田
急性期 慢性期
基本病理 エピソード(幻覚・妄想・気分 2 重見当識(現実世界と妄想世界の並立)
変化)
患者の訴え 強烈な異常体験・自己変容感 奇妙な身体的症状・現実不適応感
症状 いわゆる陽性症状・不眠・不穏陰性症状・思考障害・自閉・短絡行為(暴力)
幻聴 恐ろしい幻聴の言うなりに行動  幻聴と交渉可能(コーピング)
妄想 患者の行動は妄想に操られる  妄想内容は自己の願望に類似し、行動化することは
少ない
随伴・合併 抑うつ・希死念慮 孤立・貧困・犯罪(加害・被害)・薬物中毒・糖尿病等
症状
治療 ガイドラインに沿って薬物療法 個人別なマネージメント・PACT・薬物無効例多い
中心
休息が大切・再発予防が中心 再発予防とリハビリテーション(障害受容・克服)
目標は社会参加・復職 目標は生活の自立
早期発見・早期治療が大切 ドロップアウト多い
病識 エピソード前後で急激に変化 病識不充分
人柄変化 目立たない 明らか
類型 破瓜型/緊張病型/妄想型 受動型/能動型/引きこもり型
社会的関心 患者の人権・救急医療 ノーマライゼーション・患者の犯罪・ホームレス化

       ゴールドマンによる慢性精神病の症

急性期症状 :幻覚妄想・思考障害・情緒不安定・判断不良・衒奇
残遺症状 :ストレス脆弱性・依存・孤立・コーピングへた・学習へた・感情浅薄・会話↓・注意

正常な反応 :ストレス反応(闘争、逃走、恐怖)・悲哀・攻撃性・うつ・罪責感・退行・自己中心・
社会断絶症状 :ホスピタリズム
コーピング :障害を受容する・治療をうける・変化を望む・社会参加する
       鶴田による慢性統合失調症の横断的な症状分類
① 急性期 様症状(再発、再 燃 ・興奮・亜 昏 迷) 、 患 者 の
ASD/PTSD
② 気分変化(躁・うつ・焦燥・不機嫌)
③ 2 重見当識(残遺性幻覚・妄想体系・自閉・退行)
④ 短絡反応/性格変化(暴力・社会的逸脱行為・自己中心・易怒的)、自殺
⑤ 痴呆類似症状(児戯的・衒奇的・思考障害・年齢誤認)、滅裂・・・末 期 SZ, Psychoterminal

        鶴 田 に よ る 慢 性 統 合 失 調 症 の 縦 断 的 分 類

Ⅰ 期 再発・寛解期 … 例:再発時に「おれは神」・寛解時に「錯覚だった 」
Ⅱ 期 2 重見当識期(妄想世界と現実世界の並立)  発病後 10 年~
30 年
Ⅱa現実世界優位の 2 重世… 例:「おれは普通の人間だ。世の中神も仏もない」:劣等感・被害関係
界 念慮
Ⅱb妄想世界優位の 2 重世… 例:「おれは神。看護婦は妾。人類の敵と戦っている」:妄想体系

Ⅱ c断片化された 2 重世界 … 例:「サタンの崇り」・「地球滅亡」:心気、思考の貧困 化
Ⅲ 期 滅裂・痴呆(荒廃)期 … 独語・奇妙なポーズ   発病後 20 年以上

               

    ■ ア メ リ カ の 慢 性 精 神 病 の 社 会 的 問 題

  貧 困 、 ホ ー ム レ ス 、 薬 物 中 毒 合 併 し 、 多 く は 未

治 療 。 犯 罪 の 加 害 / 被 害 者 多 い 。 病 院 に

入 院 中 の

3 倍 の 人 が 刑 務 所 に 入 所 中 。 刑 務 所 に 入 所 中 の 人

の 1/3 が 精 神 障 害 者 。 の 受 刑 者 に bug ( 虫

け ら )

と 蔑 ま れ 、 刑 務 所 の ル ー ル を 守 れ ず に 罰 を 受 け る 。

エ イ ズ の 合 併 も 多 い と い う 。  
                  ■ 患 者 の 攻 撃 性 ・ 暴 力

入 院 の 慢 性 患 者 は 総 じ て 暴 力 的 で あ る 。 79 例 2 年

の フ ォ ロ ー で 、 2 8 例 3 5.4 % の 暴 力 。 暴 力 の 既 往 が

あ り 、 陽 性 症 状 の 強 い 患 者 の 再 発 時 に 起 こ り や す

い が 、 具 体 的 に 予 期 す る の は む ず か し い 。

            ■ 慢 性 ( 初 発 後 5 年 以 上 ) 統 合 失 調

症 患 者 の 退 院 後
H1 6 現在 退院者数 フォロー中 死亡 ドロップアウト他
H1~H 3 64 名 2 5 名(39%) 1 6 名(25%) 2 4 名(38%)
H 12 ~ H 263 名 9 5 名(36%) 3 3 名(13%) 1 3 5 名(51%)
15

    ■ 慢 性 ( 初 発 後 5 年 以 上 ) 統 合 失 調 症 患 者 の

退 院 後 フ ォ ロ ー 中 の 患 者 の 状 況
H1 6 現在 フォロー数 持続入院中 施設入所 外来通院中 入退院
H1~H 3 25 名 9 名(36%) 4 名(16%) 8 名(32%) 4 名(16%)
H 12 ~ H 95 名 7 名(7%) 28 名 5 8 名(61%) 2 名(2%)
15 (29%)

* 退院は結構危ない。 退院後早期のドロップアウト多い(特に救急入院)。回転ドアは良

い方で、死亡も多い。

            ■ 慢 性 ( 初 発 後 5 年 以 上 ) 統 合 失 調

症 患 者 の 入 院 後 の 沈 殿 状 況
入院時期 入院数 H1 5 現在継続入院中
H7 年度 35 名 9 名(26%)
H8 年度 27 名 1 1 名(41%)
H9 年度 41 名 1 4 名(34%)
      ■ 慢 性 ( 初 発 後 5 年 以 上 ) 統 合 失 調 症 患 者

の 入 院 状 況   H14.6 ~ H16.6 ま で の 4 7 名
再発 2 4 名(51%)
非再発性症状変化 4 名(8.5%)
暴力・興奮 8 名(17%)
介護者不在 3 名(6.4%)
合併症 8 名(8.5%)

合併症…アルコール 2 名、水中毒 3 名、 身体疾患 2 名、 癲


癇1 名

        ■ 2 年 以 上 の 長 期 入 院 後 外 来 患 者 の 半 年

後 の 変 化 ( H 16 年 連 続 15 名 )

○ 障 害 受 容 が 不 充 分     ○   治 療 者 ‐ 患 者

関 係 の 変 化 ( 不 信 感 の 表 面 化 、 秘 密 が 増

え る )

○ 細 か い 生 活 指 導 が 必 要   ○   S.O.S. が 上 手 く

出 せ な い ( タ イ ミ ン グ が 悪 い )

○ 満 足 度 は 施 設 で 高 く 、 ア パ ー ト で 低 い

○   新 ・ 回 転 ド ア 現 象 多 い

長期入院後外来患者 長期持続通院患者

基本的な課題 ホスピタリズム(生活訓練が 人間関係上のトラブルが多い


大切)
経過不安定 再入院多い・ドロップアウト 入院少ない・ドロップアウト少ない
多い
再発兆候 分かりやすい 分かりにくい
治療者との関係 退行的・甘え 秘密多い・防衛的・わがまま
Q.O.L. 変化が多い 変化は少ない
病織不充分 病感は高いが、コーピング不充 病識は言語化されにくいが、コーピング有
分 効
服薬 怠薬傾向強い 服薬遵守は期待できる
地域支援 複数のフォーマルサポーター インフォーマルなサポーター多い
必須

■ACT… ケ ア ネ ー ジ メ ン ト の 一 つ で 、 多 職 種 チ ー ム

が 責 任 を も っ て 1 日 24 時 間 ・ 365 日 体 制 で 、 サ

ー ビ ス を 直 接 提 供 す る 。 100 人 患 者 に 10 人 ス

タ ッ フ 。 USA で は 1 7 万 円 / 1 月 ( 入 院 は 80 万 、

施 設 は 40 万 )           ( 参 : 厚 生 労 働 省 -

自 立 支 援 ・ エ ン パ ワ ー メ ン ト を 総 合 的 に )

             
■ 訪 問 看 護 で の 援 助 内 容 …

さ わ 病 院     澤   温

心 理 的 ・ 情 緒 的 な 援 助 が 多 い

代 理 行 為 よ り 、 教 育 ・ 相 談 的 な 行 為 が 多 い

本 人 に 対 し て だ け で な く 、 家 族 や 近 隣 住 民

と の か か わ り が 多 い

他 の 職 種 と の 連 携 が か か せ な い こ と が 多 い

薬 物 の 管 理 や 治 療 継 続 の た め の 援 助 が 必 要

で あ る            
■ 慈 光 会 で は … 以 前 か ら 訪 問 看 護 の ス テ ー シ ョ ン

に 加 え 、 5 年 前 に 援 護 寮 や 福 祉 ホ ー ム 、 地 域 生 活

支 援 セ ン タ ー が 併 設 さ れ 、 慢 性 精 神 病 患 者 が 病 院

か ら 地 域 に 移 り 始 め て い る 。 今 の と こ ろ 、 長 期 入

院 患 者 の 施 設 へ の 退 院 は 、 シ ス テ ム さ え 整 っ て い

れ ば 、 そ う 難 し い こ と で は な さ そ う な 様 子 で あ る

( 但 し 半 数 近 く の 再 入 院 は 覚 悟 の 上 で ) が 、 思 い

の ほ か 施 設 へ の 退 院 希 望 患 者 が 少 な い の は …

○ 新 ・ 回 転 ド ア 現 象

○ 退 院 し て も ホ ス ピ タ リ ズ ム は 治 ら な い !

○ 自 立 支 援 と い う け れ ど … 実 際 に や る 事 は

患 者 の 人 生 ( 金 、 宗 教 、 仕 事 、 Sex ) 相 談 と

実 地 指 導 と 患 者 の 引 き 起 こ す ト ラ ブ

ル ( 犯 罪 、 酒 、 暴 力 も 含 む ) へ の 対 応 。

4   私 の 個 人 的 な 意 見

4 A 精 神 医 学 の 解 体     精 神 病 … ? 精 神 障 害 … ?

医 療 経 済 … ? 診 断 基 準 … ?

エ ビ デ ン ス は な い : フ ロ イ ト 派 の 没 落 ・ 精 神 科 の

不 人 気 。 精 神 療 法 は 有 効 か ?
う つ は こ こ ろ の カ ゼ ? 自 殺 は 労 災 ? 不

登 校 に ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー ?

精 神 科 は 公 衆 衛 生 科 へ

○ 認 知 障 害 の 昔 と 今 : 昔 は 基 本 的 な 症 状 に よ る 2

次 的 、 3 次 的 な 障 害 で 、 不 治 と 言 わ れ て い た が 、

  今 は 器 質 的 な 脳 疾 患 の 直 接 的 な 症 状

で 、 し か し 改 善 可 能 で 予 防 可 能 と 言 う 。

  年 齢 誤 認 は 見 当 識 障 害 か 妄 想 か ?

○ 幻 聴 の 正 体 は ? : 脳 の 聴 覚 領 域 の 失 調 ( 脱 抑 制

/ 超 覚 醒 )

                  無 意 識 的 願 望 、 空 想 、 詐 病 、

神 の 声 、 良 心

                  記 憶 錯 誤 、 記 憶 の 自 動 想 起

                  患 者 は 本 当 の 事 を 言 う の か ?

4 B  正 常 ・ 異 常 の 区 別 は 有 効 か ? 正 常 っ て 何 ?

治 療 っ て 何 ?

            WHO は 貧 困 と 戦 争 は 健 康 の 敵 、 と 言

う け れ ど …

            フ セ イ ン は 精 神 病 ?   ブ ッ シ ュ は 精

神 病 ?  

精 神 科 医 療 は 池 田 小 事 件 の 犯 人 や 、 バ ス

ジ ャ ッ ク の 少 年 に 何 が 出 来 た の か ?
4 C 患 者 の 行 方 … 甘 え は 病 気 か ?   ホ ー ム レ ス の

自 由 ?   自 殺 は 権 利 か ?   地 域 で 何 す る の ?

              仕 事 が 本 当 に 出 来 る の か ?   ベ テ

ル の 家 ?

4 D 病 院 の 医 師 ・ 看 護 師 の 行 方

      病 院 は ? … 施 設 化 。 救 急 は 総 合 病 院 で 。

医 師 は ? … 急 性 期 の 救 急 、 p ri m a ry m e n t al p hy sicia n

、 薬 の 宣 伝 屋 、 臨 床 心 理

  看 護 師 は ? … 日 精 協 誌 23 10 月 号 「 進 化 す

る 精 神 科 看 護 」 ( 救 急 ・ 地 域 ・ ケ ア マ ネ )

                      治 せ な い 病 人 は あ っ て も 、

看 護 出 来 な い 病 人 は い な い 。

                精 神 科 訪 問 ヘ ル パ ー 、 介 護 福 祉

士 は ?

      精 神 科 ケ ア ー マ ネ ー ジ メ ン ト の 行 く 先 は

… 介 護 保 健 で 老 人 は ?   生 命 の 効 率 ?

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