Вы находитесь на странице: 1из 6

 

Operator’s manual version 1.1

ようこそ Endorphin.es へ!
Endorphin.es はモジュラーシンセサイザー、そしてサウンドデザインやコンテンポラリーアートのための技術を
専門とする企業です。60年代から80年代のビンテージBuchlaのデザイン哲学を取り入れ、西海岸シンセサイ
ザーのフィーリングを色濃く反映したモジュールを製造しています。これらはパーツ一つ一つのクローンを作
るのではなく、現代的な電子部品を利用した全く新しい回路やアイディアから作られています。Endorphin.es
は現在ポピュラーとなっているDopefer,Tiptop Audio, Malekko, Cwejman, Metasonix, Analogue Systemsなど
といったモジュラーシンセサイザーと完全に互換性があり、1V/Octもしくは1.2V/Octの正確なトラッキングを実
現しました。
全体の技術的な仕様は次のようになっています。:
• 3U のユーロラック(Eurorack)フォーマットで、モジュールの奥行きは 1 インチ(2.5cm)以下
• オーディオとコントロール電圧の範囲は-5V-5V です(10Vpp)
• Doepfer A-100 互換バスの 16 ピン電源コネクターを介して±12V の電圧を使用します(最大各レール
200mA 使用)。
• 内部バスを多く使用しており、Doepfer の標準に準拠しているだけでなく、バスボードを介したコントロール電
圧のルーティングも可能です。

製造過程での失敗や、使用中に機能に欠陥が生じた場合、各商品は購入から 1 年間の保証がつきます。こ
の保証は以下の場合にはあてはまりません。
• 誤った使用により引き起こされた損傷
• 不注意からくる機械的な損傷(落とす, 激しく振る, 乱暴な取り扱い等)
• 液体や粉末をかけて起こされる損傷
• 熱や太陽光に長時間晒した場合に起きる損傷
• 不適切な接続による電気的損傷

また以下を参照してください。
http://endorphin.es
http://youtube.com/user/TheEndorphines
http://facebook.com/TheEndorphines

 
 
FURTHRRRR GENERATOR

THE ENDORPHIN.ES WILL MAKE YOU HAPPY:

• モジュールの幅は 30 HP/TE、奥行きは 1 インチ程度と非常にスリムです。


•著名な西海岸シンセサイザーをベースとし、加算シンセシスの手法によって倍音を生成します。シグナルの
経路は全てアナログです。
• 2 つのオシレーターはディスクリート回路の OTA トライアングルコアオシレーターです。ハードシンク(リセット
によるシンク)とソフトシンク(反転によるシンク)の両方が可能で、またトラッキングも 1V/Oct と 1.2V/Oct をジ
ャンパーによって設定可能です。
• ポテンショメーターはフェイスプレートにボルト固定されており、グラグラすることはありません。
•周波数は多回転ノブで設定し、10 オクターブ設定できます。
• オシレーターはチューナー付き。
• もちろん RoHS 対応&猫にも優しい!

1. Furtherrrr Generator ではキャリアオシレーター(プリンシパルオシレーター、もしくはスレーブオシレーター)


が全ての始まりになります。キャリアオシレーターは正確な 1(または 1.2)V/Oct のトラッキングを備え、2 種類
のシンクタイプが可能、サイン波、ノコギリ波、パルス波、ホワイトノイズのアウトプットがあります。そして専用
の倍音調整セクションがあります。ここがマジックの起きる場所で、ウェーブフォルダーもついた複雑なウェー
ブシェイパーのチェーンだけでなく、アンプリチュード(AM)、バランス(Ring Modulation)、周波数(FM)、音色
(Furthrrrr)用のモジュレーションインデックスまで備えています。全てのパラメータは電圧でコントロールされ、
お互いに影響しあいます。

 
 
これらの仕組みは少し複雑なので、最初に全部が分からなくてもイライラしないでください。Furthrrrr
Generator に慣れるコツは次のコンセプトを忘れないことです: 波形については忘れろ!
最初に少し理屈を述べます。
倍音とは何でしょうか。倍音とは、基音の周波数の倍数となっている周波数を持った電圧や電流のことです。
純粋なサイン波は基音周波数のみを含みます。スクエア波や三角波といった対称な波は奇数次倍音しか含
みません(これらの波は水平な軸を中心として上下対称です)。
ノコギリ波のような非対称な波は奇数次と偶数次両方の倍音を含みます。倍音のセクションは Furthrrrr、
Symmetry(対称性)、Order(次数)3 つのノブで構成されています。下はウェーブシェープの方法をイメージする
ための図です。

Furthrrrr:倍音成分の強さを強調し、Symmetry や Order によって設定された倍音構成を更に変化させます。


Symmetry:偶数次倍音を減少させて奇数次倍音を強調します。
Order:高次倍音成分を飽和させ、ローパスフィルターに近い働きをします。

50%のデューティ比を持つ純粋なスクエア波は奇数次倍音しか含みません。パルス幅を変更することで偶数
次倍音を増やし、より音楽的な音に変化させられます。Symmetry ノブを使うことでもキャリアオシレーターの
スクエア波のパルス幅を変えることができます。右に回しきると 50%デューティ比の純粋なスクエア波が現れ
ますが、Symmetry ノブを左に回していくことでパルス幅が減っていき、左に回し切ると非常に短い、ほぼ 0%
デューティ比のスパイク状の波になります。
アナログの世界では波形はデジタルの世界ほど完璧ではありませんし、実際完璧であろうとする必要もあり
ません。そのためアナログでは純粋なサイン波でさえ少しの奇数次、偶数次倍音を含んでおり、時にはそれ
がアナログサウンドのユニークさや生々しい感じをもたらすと考えられています。
ですので、キャリアオシレーターのウェーブシェイパーのノブを回しても Final アウトプットの倍音量を精密に
設定することはできませんが、スペクトラム上で起きているのとよく似たことが起こせます。

2. モジュレーターオシレーター(シェイピング、モジュレーション、もしくはスレーブオシレーター)はサイン波、
ノコギリ波(下降波)、そしてスクエア波を出すことができます。Low-range スイッチが下になるとオシレーター
は LFO として振舞うようになります(LED が周波数に合わせて光り、チューナーがオフになります)。
両方のオシレーターともにとても広い範囲の周波数の音を生み出すことができます:一番低い値で 1 秒に大
体 10 サイクルで一番高い場合には 10kHz にまで到達します。約 10 オクターブを走査する多回転のポテン

 
 
ショメーターを装備しています(大体 1 回転 1 オクターブです)。更に CV やモジュレーションを加えたり、low-
range スイッチによって、もっと高い周波数も低い周波数も到達することができます。
オシレーターの中心部はトライアングルコアで、通常のコンパレーターをもとにした弛張型のオシレーターで
す。このオシレーターコアは一から注意深く作られ、殆ど全ての進んだ機能は後から加えられました。
我々自身の IC 技術を使った独自のチップを生産することで、オシレーターのトラッキングと温度補償はとても
良いです。1V/Oct、もしくは 1.2V/Oct を正確に守り、音楽的な音がする周波数モジュレーション(FM)、そして
ソフトシンクとハードシンク両方のオシレーターシンクまでできるようになりました。

シンクはどのように動作しているのでしょうか。シンクは時には 2 つのオシレーター間のピッチ差をなくすため
に必要なこともありますし、シンクされたオシレーターの倍音を豊かにするため、意図的に行うこともあります。
ハードシンクはオシレーターの周期を完全にリセットし、通常のオシレーターシンクで期待されるような、泣くよ
うな素晴らしい倍音豊かな音を作り出します。実際、ハードシンクを行うと全てのアウトプット波形は奇数次・
偶数次倍音の両方が、ノコギリ波と幾分似たバランスで足されます。
ソフトシンクは、波形の周期をリスタートするのではなく波形の向きを変化させ(逆転させます)、更に複雑な倍
音で満たします。ソフトシンクされるオシレーターのピッチがソフトシンクする側のオシレーターのピッチより高
い時、ソフトシンクされたオシレーターのスクエア波出力はパルス幅モジュレーションと似たような形になりま
す。両方のタイプのシンクを独立して同時に機能させ、更に面白い結果を得ることもできます。同じシンク用
のシグナルをソフトシンク/ハードシンク両方の入力に送っても結果はハードシンクのみが生じることに注意
してください。

3. Mood Index により、キャリアオシレーター(右側のオシレーター)の異なる部分を同時にモジュレーション


することができます。モジュレーション量は電圧でコントロール可能です。Mood Index は、上の 4 つのトグル
スイッチで選択されたそれぞれのモジュレーション先に送られるモジュレーション量をどのくらいにするかを決
定する、アマウントコントロールと言えます。Mood Index ノブが左いっぱいまで回されていると 4 つ全てのモ
ジュレーションが効きません。
どの波形で Mood Index でのモジュレーションを行うかは左上の Mood Wave ボタンで選択します。選択可能
な波形には、モジュレーターオシレーターのタイミングでサンプルされた Sample&Hold 波形も含みます。
External Mood インプットを使い、Mood Index でのモジュレーション用シグナルとして好きな外部シグナルを
パッチすることも可能です(自分自身を FM するようにキャリアオシレーターのシグナルを入力してもかまいま
せん)。ここへのシグナルが Sample&Hold でサンプルされます。
Mood Index バスのモジュレーション先のリストは次のようになります。モジュレーションオシレーターは同時に、
または別々にキャリアオシレーターをモジュレーションします。モジュレーション先は、LED がついている時だ
け Mood Index バスからのモジュレーションを受けます。
バ ラン ス ド・モ ジ ュレ ー シ ョン – これはキャリアオシレーターとモジュレーションオシレーターシグナルの掛
け算で、リングモジュレーションとも呼ばれます。Mood Index コントロールはキャリアオシレーターに送られる
バランスドモジュレーションの量を調整します。バランスドモジュレーションによって、各波形に含まれる倍音
の周波数同士の和や差の周波数をもったシグナルを生み出します。
ア ン プ リチ ュー ド・モ ジ ュレ ー シ ョン (A.M.) – モジュレーションオシレーターがキャリアオシレーターのアン
プリチュード(振幅)をモジュレーションします。オーディオレートの A.M はどこかバランスド・モジュレーション
にも似た音を生み出し、オーディオレート以下の A.M はトレモロ効果を生み出します。
周 波 数 (フリー ケ ン シ ー )・モ ジ ュレ ー シ ョン (F.M) – キャリアオシレーターのピッチをモジュレーションします。
頭文字をとって F.M とも呼ばれ、アナログ 2 オペレーターFM シンセシスと言い換えることもできます。F.M は
直線型と指数型をプリント基盤背面のジャンパーによって切り替えることができます(マニュアルの最終章を
ご覧ください)。オーディオレートより遅い F.M はヴィブラートとなります。
キャリアオシレーターの Final 出力はモジュレーターオシレーターの fm in インプットに内部結線されており、
追加のパッチケーブル無しに素早くクロスモジュレーションを行うことができます。この内部結線は fm in ジャ
ックにプラグが刺されると断たれます。

 
 
Furthrrrr モ ジ ュレ ー シ ョン – Furthrrrr コントロールをモジュレーションします。これにより更なるウェーブ
シェイピングが行われます。このプロセスで付加される倍音はシンセシスの世界でも最もリッチで最も劇的な
音色変化の一つです。C’est la ‘Raison d’être’ de notre belle bête!

4. 両サイドの各オシレーターの周波数ノブの脇にある 2 つの LED を通してチューナーの様子を知ることが


できます。これらはデジタルチューナーで、各オシレーターの周波数を絶えずスキャンし、A の音階の周波数
(13.75 Hz, 27.5 Hz, 55 Hz,... , 440 Hz,… 14,080 Hz)と比較します。
オシレーターの周波数が一番近い A の音より低いと左の LED が点灯します。一番近い A の音より高いと右
の LED が点灯します。周波数がちょうどどこかの A 音に合った時、どちらの LED も点灯します。これ以上な
いくらいシンプルでパフォーマンス向きのチューナーです!
チューナーはピッチのレファレンスのポイントを示すだけであり、ピッチやオーディオに対して影響を与えませ
ん。
チューニングは今や楽しいものとなり、音をモニタリングしたり聞く必要はありません。パフォーマンスの間や
直前にも、手早く音を出さずにチューニングすることができます。
Note:オシレーターに周波数モジュレーションを行うとチューニングがそれによって変わり、ピッチも時間ととも
に変化します。この場合にはチューナーは狂ってしまいます。

それでは、自分の耳を信じて Endorphin.es をお楽しみください。計り知れない貢献をし、助けてくれた Marko


Ciciliani (www.ciciliani.com) と Kent Iverson に感謝します。

5.トリミングと手入れ モジュールはメーカーで 1v/oct のスケールにチューニングされており、発送前にトリミ


ングも行われています。しかしながら自分で調整を行いたい時もあるかもしれません。下の写真では、モジュ
ール背面にある以下のコントロールを確認することができます。

1) Doepfer A-100 バス IDC コネクタ.

 
 
付属の 16 ピンリボンケーブルを使用することをお勧めします。ケーブルを電源ディストリビューションボードに
つなぐときに、赤いストライプ側がレールの-12 ボルト側につながることを確認してください。リボンケーブルが
逆向きにつながるとモジュールは壊れる可能性があります。この故障は保証対象外なので、必ず 2 度確認し
てから接続してください。

2) オシレーターコア
上の写真では左のコアがキャリアオシレーターのもので右のコアがモジュレーターのものになります。故障の
原因となりますのでこれらを取り除かないでください。そのような故障も保証対象外となります。

3) Volt/Oct スケールトリマー&1.2v/oct ジャンパー


もし 1.2v/oct のスケーリングが必要な場合には、対象となるオシレーターにジャンパーをインストールしてく
ださい。1v/oct の場合には何もしないでください。ただし、どちらの場合でもスケーリングを整えた方がよいか
もしれません。V/Oct スケーリング調整はかつてないほど簡単になっています。4-5 オクターブに渡る同じ音
階のシーケンスを流し、内蔵チューナーで全てのオクターブのチューニングが合うまで調整を行います。トリ
マーを通常のマイナスドライバーで少しだけ回し、チューナーを確認してください。5 オクターブまで安定してチ
ューンニングされたらトリミング終了です。

4) Mood Index で行われる周波数モジュレーションのタイプ


このジャンパーで、Mood インデックスによる周波数モジュレーションが直線型か指数型かを設定します。

5) On-the-Bus & Off-the-Bus ジャンパー


ジャンパーがインストールされると、Doepfer A-100 システムバスの 13-14 番ピンの CV(バス CV)が直接、オ
シレーターの指数型 CV インプット(key in)に入力されるようになります。 key in ジャックにケーブルが刺され
るとこの接続は切断されます。

6) Furthrrrrr コントロールの初期感度
Symmetry、Order、Furthrrrr ノブが左いっぱいに回され、ウェイブシェイパーに何のモジュレーションもかか
っていない時、Final アウトプットにはサイン波が現れます。必要であれば、このトリマーを調整してサイン波
の大きさが最大となるようにしてください(最大で 10Vpp です)。オシロスコープがなければ耳で調整しても大
丈夫です。

7) Furthrrrr コントロールの DC Symmetry オフセット


Symmetry コントロールと Order コントロールノブは左いっぱいのまま Furthrrrr コントロールを上げていった時
にキャリアオシレーターの Final アウトプットのサイン波が歪んだり、非対称にフォールドされる場合にのみこ
こを調整してください。

それでは Furthrrrr をお楽しみください。そして Endorphin.es で幸せになれることをお忘れなく!

ここに書かれている製品の特徴は予告なく変更されることがあります。

Вам также может понравиться